2015年のル・マン24時間に3台目の919ハイブリッドを投入することを発表したポルシェ。この3台目のドライバー選定の一環として、これまで919ハイブリッドのテストを行った5人のポルシェGTドライバーの中から3人が、再びLMP1を走らせることになりそうだと英AUTOSPORT.comが伝えている。
25日、来季のル・マンに3台目のマシンを投入することを発表したポルシェ。3台目のドライバーに関しては今回明かされなかったが、この発表に先立って、ポルシェのLMP1プロジェクトを率いるフランツ・エンジンガーは、これまで919ハイブリッドをドライブしたGTドライバーのうち3人に、再び走行の機会が与えられるのだと話している。
ポルシェは今季、GTプログラムを戦うドライバーの中から、フレデリック・マコウィッキ、ミカエル・クリステンセン、ニック・タンディ、パトリック・ピレ、リヒャルド・リエツの5人をLMP1のテストに起用している。2度目のテストに臨む3人の名前は明かさなかったエンジンガーだが、マコウィッキ、クリステンセン、タンディがその候補なのではないかとの質問には「かもしれないね」とコメントし、否定はしなかった。
「数名のドライバーをテストするだろう。3人のGTドライバーたちをテストすることを考えている。ただ、それで決定というわけではないよ」とエンジンガー。
彼は以前、3台目のドライバーラインナップに関して、まずはGTプログラムが選定の出発点になるとしていた。ただ、それ以外のドライバーとも接触していることも示唆している。