WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦しているポルシェは、2015年のル・マン24時間耐久レースに3台目の919ハイブリッドを投入することを決めた。
今季からWECのLMP1-Hクラスに参戦し、トヨタやアウディと総合優勝争いを繰り広げているポルシェ。参戦初年となる今年は全戦とも2台でのエントリーとなったが、来季に向けてはル・マンでの3台目の投入を検討していた。
そして25日、ポルシェは6月13日~14日に開催される来季のル・マンに3台目を投入することを発表。そのための準備として、ル・マン前の5月2日に開催される第2戦スパ・フランコルシャンにも3台体制で臨むことを明らかにした。
来季に向けては、今季と同じ6人のドライバーを起用するポルシェだが、今回の発表では3台目のマシンのドライバーに関しては明かされなかった。ただ、ポルシェLMP1プロジェクトを率いるフランツ・エンジンガーは先日、3台目のマシンのドライバー選択の出発点は、ポルシェのGTチームのドライバーになるだろうと明かしている。