11月30日に、富士スピードウェイで開催されるニッサンのファン感謝イベント、ニスモフェスティバル。その出走車両、展示車両がニスモから公開されている。
ニスモフェスティバルは、1997年から毎年開催されているファンへの感謝を示すイベントで、大切に保管されているニッサンの過去のレーシングカーから、世界中で活躍する最新のレーシングカーが揃い、またニッサンのモータースポーツ史を彩ってきた往年の名選手が顔を揃えるファン垂涎のイベントだ。
今季は、もちろんスーパーGT500クラスの新規定初チャンピオンを獲得したMOTUL AUTECH GT-Rをはじめ、カルソニックIMPUL GT-R、D'station ADVAN GT-R、S Road MOLA GT-Rという4台のニッサンGT-RニスモGT500が登場。また、GT300クラスで活躍するニッサンGT-RニスモGT3はB-MAX NDDP GT-Rをはじめ4台が登場。スーパー耐久ST-X車両も2台と、6台のGT-R GT3が揃う。
また、スーパーGT/JGTC車両も、2006年のMOTUL AUTECH Zや03年のMOTUL PITWORK GT-R、99年のペンズオイル・ニスモGT-Rなど、多くの伝説的なマシンが登場する。スーパー耐久車両は、ST-3のフェアレディZ勢が6台登場する上に、2010年に開発されたニッサン・ニスモGT-R RCも登場する。
走行車両には、ファン垂涎のグループCカーやGT1カー、グループAのR32スカイラインGT-Rをはじめ多くのマシンがリストアップされているが、注目なのはニッサンGT-RニスモGT3の2015年仕様が名を連ねていることだろう。すでにテストでは何度かその姿を目撃されているが、ファン向けに公にされるのは初めてのことだ。
また、市販ラインナップとして続々と登場している『NISMO』ブランドのロードカーも、多数走行&展示が行われる。歴史的なマシンも多数展示される予定で、今年も見逃せないイベントとなりそうだ。
イベントの詳細や、登場車両情報はイベントホームページ(http://www.nismo.co.jp/event/festa2014/index.html)まで。