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フェラーリ、合同テストにライコネンとFDAの若手を起用

2014年11月24日 20:50  AUTOSPORT web

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フェラーリ・ドライバー・アカデミーの一員である
イタリア人ドライバーのラファエル・マルチェッロが、今週アブダビで行われる合同テストにフェラーリから参加することが明らかになった。

 今年20歳を迎えるマルチェッロは、2010年からフェラーリの若手育成プログラムであるFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)に所属しており、2013年のヨーロッパF3選手権でチャンピオンを獲得したのち、今シーズンはレーシング・エンジニアリングからGP2に参戦。ランキング8位につけた。

 彼は、ヤス・マリーナで25日から2日間の日程で開催される合同テストでフェラーリF14 Tをドライブ。F1テストデビューを果たすことになった。

「F14 Tをドライブしてガレージから出て行くのが待ちきれないよ」とマルチェッロ。
「本当に特別な感情になるだろうね」

 フェラーリは、今回のテストにキミ・ライコネンも参加させることにしているが、離脱するフェルナンド・アロンソに代わって来季から跳ね馬をドライブするセバスチャン・ベッテルは、現在所属するレッドブルが一度は彼のテスト参加を認めていたものの、後にそれを撤回したため、走ることはできない。