2014年F1アブダビGPの日曜決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは優勝してタイトルを獲得した。
ルイス・ハミルトン 決勝=1位
「言葉にならないよ。ひとつ言いたいのは、ここに集まってくれたファンの皆への感謝の気持ちだ。フラッグやキャップ、そういったものすべてが僕の力につながった。家族やチームにも感謝したい。チームは1年間信じられないほど素晴らしい仕事をしてくれた。彼らがいなければ、僕は今日ここに立っていないだろう。(今年のタイトル獲得が)僕にとってどれほど大きな意味を持つか、説明するのは難しい。1度目のタイトルよりも重要だ。今初めてタイトルを取ったような気がする。本当に幸せだよ」
「僕の人生の中で最も素晴らしい日になった。2008年は人生の中で特別な年だけど、今の気持ちはその時をはるかに上回るものだ。今までで最高の気分だよ」
「信じられないような1年だった。このチームに入った時、間違った選択だと言われた。でも去年と今年、僕らは大きく前進した。現実とは思えない。感謝しなければ」
「チームのおかげで今日の決勝でいいスタートを切ることができた。ロケットみたいだったね! 僕のキャリアの中で一番いいスタートだったと思う。それでトップに立てた。レースの前にはアプローチに関していくつか選択肢があった。僕が後ろなら最初のピットストップまで状況を見ていくつもりだった。でも前なら、レースをしなければならないと思っていた。僕らはマシンを決勝に合わせていた。予選は完璧ではなかったが、一番重要なレースに向けて準備を整えていたんだ」
「シーズンを通してニコ(・ロズベルグ)は強力だった。僕らは1997年に会って、当時はいつも、『同じチームで世界タイトルを争えるようになれば最高だね』と話していた」
「彼は今日素晴らしい仕事をした。クルマが速さを発揮できない状態になり戦えないと知って残念だった。彼は潔く僕のところに(祝福に)来てくれた。本当にプロフェッショナルだと思う。『すごくいい走りをしたね』と言ってくれた。それは彼も同じだ。1年を通して彼は最高の走りをしてきたし、特に予選は素晴らしかった」