11月23日、ツインリンクもてぎでホンダのモータースポーツ感謝イベントである『Honda Racing Thanks Day 2014』が開催され、快晴に恵まれ13000人のファンが訪れる中、さまざまなイベントを実施。夕刻までファンを楽しませた。
このHonda Racing Thanks Dayは、例年国内モータースポーツのシーズン終了後に開催されているもので、今季は残念ながらWTCCやMotoGPの外国人ドライバー/ライダーの参加はなかったものの、四輪ではスーパーGTやスーパーフォーミュラ参戦ドライバーが参加したほか、二輪でもトライアルの藤波貴久や全日本ロードのトップライダーが集結した。
今季のHonda Racing Thanks Dayは、全体的にスーパーGTの走行やイベントが多くとられたが、ファンの注目を集めたのは来季からのF1復帰に向けた、2台のマクラーレン・ホンダのデモラン。1台は、1988年にアイルトン・セナが駆りワールドチャンピオンを獲得したマクラーレンMP4/4・ホンダ。このマシンにはインディカー・シリーズで活躍する佐藤琢磨が乗り込んだ。もう1台は、1991年にゲルハルト・ベルガーが駆ったマクラーレンMP4/6・ホンダ。こちらにはスーパーGT/スーパーフォーミュラで活躍する塚越広大が乗り込んだ。
また、大盛り上がりとなったN-OWNER' S CUPのエキジビションレースや今季ファイナルレース、スーパーGTスペシャルレースが行われたほか、二輪マシンの大迫力の走りが展開された『2&4パフォーマンス』では、最後に二輪MotoGPのチャンピオンマシン、RC213Vが登場。四輪では現在F1に次ぐ速さを誇る、山本尚貴のスーパーフォーミュラSF14と競演するという、「ホンダだからできるパフォーマンス」が披露された。