セバスチャン・ベッテルは、来週のアブダビ合同テストでフェラーリをドライブすることにレッドブルが一度は同意したものの、彼らが決定を撤回したことを明かした。
10月の日本GPでレッドブルを今季限りで離脱すると発表したベッテルは、アブダビGP前日の木曜日にフェラーリ加入を発表、チームと3年契約を結び、来季から憧れの跳ね馬をドライブすることを明らかにした。
彼は来週、アブダビGP明けのヤス・マリーナで行われるF1合同テストにフェラーリから参加する合意をレッドブルと交わしていたという。しかし、情報漏れを恐れたレッドブルが考えを変えたことを明かした。
レッドブルがテスト参加を妨害したのかと尋ねられたベッテルは「そうだ」と答え、次のように続けている。
「残念だよ。とりわけ最初は同意していたのに、そうじゃなくなったんだからね」
「それが現実だよ」
「なぜそうなったのかは分からないけど、突然変わったんだ。僕の理解する限りは分からない。ただ、技術部門の人たちは多少うろたえていたから、僕が情報を漏らすと思ったんだろうね」