2014年F1アブダビGPの土曜予選で、メルセデスのニコ・ロズベルグはポールポジションを獲得した。
ニコ・ロズベルグ 予選=1位
「エンジニアたちのおかげで、マシンのセッティングは最終的に僕の好みにすごく近いものになった。今日は皆で協力し合ってすごい仕事を成し遂げた。Q3では最高のラップを2周走ったよ。そうはいっても、予選はいい週末にするための一歩に過ぎない」
「前戦からの好調さを保って、優勝したい。ただ、タイトルを取るにはその他の助けも必要だ。きついレースになるだろうけど、このスポーツでは珍しいことじゃない」
「全力でプッシュしてルイス(・ハミルトン)にプレッシャーをかけ続け、ブラジルの時のようにミスに追い込みたい。あと、ウイリアムズが僕らの間に入ってくれることに期待している。バルテリ(・ボッタス)には提案したんだ。僕がお金を払うから、今夜スパとかのウェルネスプログラムを受けないかって。しっかり体調を整えて、明日リラックスしていいパフォーマンスを発揮できるようにね。さあ、どうなるだろうね!」
「もちろん、プレッシャーに望みをかけている。ルイスがプレッシャーを感じてその結果今日やブラジルのようにミスをすれば、僕が求めているチャンスが訪れる」
「僕はものすごく高いレベルを保つために全力でプッシュしてきた。明日は優勝を狙うし、プレッシャーをかけつづけるよ」
「今年の僕の強みは予選だが、それだけでは目標の半分しか達成できない。肝心なのは日曜だ。このところ、その部分を向上させようと頑張ってきた。インテルラゴスでは進歩が見られたし、明日も同じようなレースをしなければならない」
「ルイスには失うものばかりだが、僕は得るものばかり。だから彼にはプレッシャーがかかっている。それが僕にとってのチャンスになる。できる限り彼にプレッシャーをかけ続ければ、彼はミスをするかもしれない」
「ブラジルで僕は高いレベルのパフォーマンスを保ち続け、彼をミスに追い込もうとした。ウイリアムズがもう少し近づいてくれれば、それで十分かもしれない。何が起こるか分からないよ」
「今の僕はモチベーションがすごく高いし、今日の成り行きにもすごく満足している。最後に、ここで僕を応援してくれている人たちにお礼を言いたい。タイトル争いをしている状態でここに来たのは初めてだから、とても感動している」