2015年2月21日から東京・テアトル新宿で公開される映画『死んだ目をした少年』から特報映像が公開された。
漫画家・古泉智浩の同名コミックをもとにした同作。田舎町で退屈な日々を送る中学生・犬田が、自分と同じくクラスで目立たない存在の数宮と共に偶然知り合った女性・笛子からボクシングを習い始めたことをきっかけに、クラスの人間関係に亀裂が生じ始める、というあらすじだ。
主人公の犬田を演じるのは、映画『からっぽ』『告白』などに出演する清水尚弥。さらに紗都希、高樹マリアらがキャストに名を連ねている。監督は、2009年にドキュメンタリー映画『Souda Kyouto He Ikou』で『第31回PFFアワード』に入選した加納隼。主題歌にはCharisma.comが書き下ろし曲を提供している。なお同作は、文化通信社が製作する初の映画作品となる。
今回公開された特報映像は、犬田や数宮をはじめとする生徒たちの姿が「本当は嫌いな友達」「本当はビビりの不良」といったフレーズと共に映し出され、学校内の複雑な人間関係が垣間見える内容になっている。