オールナイトのアートイベント『六本木アートナイト2015』が、2015年4月25日から26日にかけて開催される。
生活の中でアートを楽しむライフスタイルの提案と、東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に掲げ、2009年から開催されている同イベント。六本木の街を舞台に、アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなど様々な作品を楽しむことができる。
6回目を迎える今回は、2013年、2014年に続いて日比野克彦がアーティスティックディレクターを務める。さらに新たな取り組みとして、「テクノロジー」「メディアアート」の可能性を探るべく、メディアアートディレクターに株式会社ライゾマティクス代表取締役の齋藤精一を迎える。参加アーティストやプログラムなどは後日発表される。
また、第1回以来初の試みとして、プログラムや作品を一般公募する『オープン・コール・プロジェクト(仮)』を実施。応募作品の中から選出されたプログラム案の企画者によるプレゼンテーションを一般公開する『オープン・コール・プロジェクト公開プレゼンテーション(仮)』も行われる。
【南條史生(六本木アートナイト実行委員会 実行委員長)のコメント】
毎年、春を彩る一夜限りのアートのイベント、「六本木アートナイト」は、今回で7年目6回目を迎えます。毎回参加する観客の数も大変多く、今や東京を代表するアートのイベントに育ったと言えるのではないでしょうか。今回は、新しい取り組みとして、テクノロジーを使ったメディアアートを導入し、街の中に展開するアートの新しい方向性を探るとともに、参加型のアートの新しいかたちについても、可能性を探ります。2020年にはオリンピック・パラリンピックが東京で開催されます。この大きなイベントに向かっていく東京において、「六本木アートナイト」は、大きな文化的発信力のひとつとなるでしょう。アートと都市について創造性に満ちた新たなヴィジョンをもって、日本と共に前進しましょう。そして一夜のアートの祭りを思う存分楽しんでください。