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週末はもてぎ? 富士? 11月23日はホンダ/トヨタのモータースポーツイベント開催

2014年11月21日 11:50  AUTOSPORT web

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昨年のHonda Racing THANKS DAYの様子
スーパーGT、スーパーフォーミュラと国内モータースポーツシーズンも最終戦を終えオフシーズンに突入しているが、国内外のモータースポーツ活動のファンへの感謝を込めて、ふたつのイベントが11月23日(日)に開催される。

 まず、富士スピードウェイで開催されるのはTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2014(TGRF2014)。近年はモータースポーツファン感謝イベントというよりも、クルマ好きに向けたイベントとして変わりつつあり、レーシングカーの走行以外にもさまざまなイベントが開催される。

 こちらのイベントでは、スーパーGT500クラスに参戦するレクサスRC Fが4台(2台はテストのため輸送中)、GT300クラスのOGT Panasonic PRIUS、SUBARU BRZ R&D SPORTといったマシンが登場。スーパーフォーミュラSF14は4台が登場する。また、GAZOO Racingが注力するニュルブルクリンク24時間のレクサスLFAや86、全日本ラリー参戦車のスバルWRX STIや86など、さまざまなカテゴリーのマシンが登場する。

 また、GAZOO Racing 86/BRZの『Dream Race』も開催される予定で、ふだん86/BRZ Raceを戦うメンバーと国内トップドライバーがコンビを組んでレースを展開する。スペシャルゲストとして登場する星野一義TEAM IMPUL監督や、GT300チャンピオンコンビの谷口信輝/片岡龍也組、服部尚貴/脇阪寿一組など、楽しみなコンビが多い。

 その他にもAKB48 Team8のスペシャルステージをはじめ、見どころが多いTGRF2014。駐車料金や一部有料プログラムもあるが、入場無料だ。詳細情報はホームページ(http://tgrf.jp)まで。

 一方、ツインリンクもてぎで開催されるのはHonda Racing THANKS DAY 2014。GT500クラスは1名をのぞきドライバーが全員参加するほか、GT300クラスのCR-Zドライバーも登場。GT500クラスのホンダNSXコンセプト-GT、GT300クラスのホンダCR-Z GTは全車が参加する。また、昨年まで戦っていたホンダHSV-010 GTも、同乗体験走行のためにひさびさに走行シーンが見られる。

 また、スーパーフォーミュラSF14とSF13(どちらも山本尚貴車)が揃い踏みするほか、見逃せないのが2015年からのホンダF1復帰を前にした、2台のマクラーレン・ホンダのデモラン。1台は1988年にアイルトン・セナが駆った12号車マクラーレンMP4/4・ホンダで、こちらは佐藤琢磨がステアリングを握る。また、1991年にゲルハルト・ベルガーが駆ったマクラーレンMP4/6・ホンダも登場。こちらは塚越広大がドライブする予定だ。

 イギリスのシルバーストンでは、新たなマクラーレンMP4-29H・ホンダが走行を開始。オフのテストに向け、いよいよホンダF1復帰の鼓動が聞こえ始めている。今回のHonda Racing THANKS DAY 2014はそれにちなんだトークショー等も行われる予定とのことで、こちらも見逃せない。

 また、二輪の走りも楽しめるのがHonda Racing THANKS DAYの特徴のひとつでもある。入場料は前売2000円、当日2500円となっている。詳細情報はホームページ(http://www.honda.co.jp/enjoyhonda/hondaracingthanksday/2014/)まで。

 モータースポーツファンとしては同日開催いうことでどちらに行くか悩ましいところだが、今季最後のレーシングカーの走りが楽しめるチャンス。富士スピードウェイかツインリンクもてぎでイベントを楽しもう。