フェラーリは20日、フェルナンド・アロンソとの契約解消を発表するとともに、セバスチャン・ベッテルが2015年に加入することを明らかにした。チームはベッテルと共に再びトップの位置に立つことを目指すと述べた。
フェラーリとベッテルは3年契約を結び、来年はチームメイトをキミ・ライコネンが務める。
「スクーデリア・フェラーリは、複数回チャンピオンとしてF1史上最年少記録を打ち立てたドライバーを信頼するという決断を下した」とチーム代表のマルコ・マティアッチ。
「F1においてセバスチャン・ベッテルは若さと経験が特別な形で融合した存在であり、彼はチームスピリットをも持ち合わせている。我々はできるだけ早くトップの位置に復帰することを目指している。セバスチャンとキミが協力し合い、今後のチャレンジに立ち向かう上で、彼のチームスピリットが非常に重要になるはずだ」
「セバスチャンと我々は、情熱、強い労働意欲、粘り強さ、そして勝利を渇望する気持ちを分かち合っている。スクーデリアのメンバー全員にとって、フェラーリの歴史の中で新たな勝利のチャプターを共に記すことが何よりも重要だ」