フォース・インディアは19日、今週末のアブダビGP後に行われるF1合同テストで、GP2チャンピオンのジョリオン・パーマーとF3ドライバーのスパイク・ゴダードを起用することを明らかにした。
元F1ドライバー、ジョナサン・パーマーの息子であるジョリオンは、今年のGP2シリーズでルイス・ハミルトン(2006年)以来となるイギリス人チャンピオンに輝いた。彼は、合同テスト初日となる25日(火)にフォース・インディアVJM07を走らせることになる。
「ふたりの有望な若者にF1初のテスト機会を与えることでシーズンを終えることができることを嬉しく思う」と、チーム代表のビジャイ・マルヤは語っている。
「私は今シーズンのGP2でジョリオンの成長を追ってきた。彼は、明らかにF1のチャンスを得るに相応しい非常に才能をもった男だ」
GP2チャンピオンとして合同テストに参加するパーマーは、チームのサポートに貢献するとともに、今後のキャリアにつなげたいと語っている。
「サハラ・フォース・インディアは、この機会を提供することで僕に対する信頼を示してくれた。その彼らの信頼に応えたい」とパーマー。
「僕はこのチャンスのために懸命に働いてきた。チームが今回のテストセッションを最大限に利用できるようサポートしたい」
「この機会が将来により大きなものへとつながるよう願っているよ」
チームは、2日目のテストを担当するドライバーとして、過去2年、ヨーロッパF3選手権に参戦してきた22歳のオーストラリア人ドライバー、スパイク・ゴダードを指名している。