マクラーレンは、F1アブダビGP後の合同テストで、ホンダのパワーユニットを搭載したテストカーを走らせることを示唆した。
ドライバーに関する決定が遅れているマクラーレンだが、来シーズンからパートナーを組むホンダのパワーユニットを搭載した2015年型マシンの開発は今のところ大きな問題なく進めており、先週14日にはホンダのV6ハイブリッドターボを搭載した『MP4-29H』のシェイクダウンにこぎ着けた。
チームは、ホンダのパワーユニットが最終的なベンチテストで満足する結果を示せば、先のシルバーストンでオリバー・ターベイがドライブしたマクラーレン・ホンダMP4-29Hを、アブダビの合同テストで再び走らせることを明らかにした。
また彼らは、現行マシンおよび2015年の両方の開発プランの一環として、今週末のアブダビに空力アップデートを投入することも認めている。
マクラーレンは2012年のブラジルGP以来、勝利から遠ざかっており、今シーズンも現在コンストラクターズ選手権5位と低迷している。しかし、4位フェラーリには49ポイント差まで迫っており、ダブルポイントが適用される最終戦での4位浮上の可能性も残している。