トップへ

マクラーレン・ホンダMP4-29H、最終戦後の合同テストに投入へ

2014年11月19日 14:10  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

ホンダの新V6ハイブリッドターボを搭載したテストカー、マクラーレンMP4-29H
マクラーレンは、F1アブダビGP後の合同テストで、ホンダのパワーユニットを搭載したテストカーを走らせることを示唆した。

 ドライバーに関する決定が遅れているマクラーレンだが、来シーズンからパートナーを組むホンダのパワーユニットを搭載した2015年型マシンの開発は今のところ大きな問題なく進めており、先週14日にはホンダのV6ハイブリッドターボを搭載した『MP4-29H』のシェイクダウンにこぎ着けた。

 チームは、ホンダのパワーユニットが最終的なベンチテストで満足する結果を示せば、先のシルバーストンでオリバー・ターベイがドライブしたマクラーレン・ホンダMP4-29Hを、アブダビの合同テストで再び走らせることを明らかにした。

 また彼らは、現行マシンおよび2015年の両方の開発プランの一環として、今週末のアブダビに空力アップデートを投入することも認めている。

 マクラーレンは2012年のブラジルGP以来、勝利から遠ざかっており、今シーズンも現在コンストラクターズ選手権5位と低迷している。しかし、4位フェラーリには49ポイント差まで迫っており、ダブルポイントが適用される最終戦での4位浮上の可能性も残している。