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森川葵×菅田将暉の映画『チョコリエッタ』、犬になりたい少女が主人公の青春物語

2014年11月18日 21:50  CINRA.NET

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『チョコリエッタ』 ©寿々福堂/アン・エンタテインメント
風間志織監督の新作映画『チョコリエッタ』が、2015年1月17日に東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開される。

同作は、『火星のカノン』『せかいのおわり』などで知られる風間監督が、大島真寿美による同名小説を10年の構想を経て映画化したもの。夢と現実が入り混じるような映像世界を取り入れ、フェデリコ・フェリーニにオマージュを捧げた作品になっている。

物語の主人公は、幼い頃に母を亡くしてから心の支えにしていた愛犬ジュリエッタの死によって、心に苛立ちを抱える16歳の少女・知世子。同じく言葉にできない苛立ちを抱える映画好きの先輩・正宗の強引な誘いによって正宗の映画に出演することになった知世子が、正宗と共に撮影旅行に出かける、というあらすじだ。

ジュリエッタと同じ長さに髪を短く切って進路調査書に「犬になりたい」と書いた、いつも不機嫌な主人公・知世子を演じるのは、映画『劇場版 零~ゼロ~』や、宮藤官九郎脚本のテレビドラマ『ごめんね青春!』などに出演する森川葵。知世子にカメラを向け続け、次第に知世子と心を通わせていく映画部の先輩・正宗を、『共喰い』『そこのみにて光輝く』『海月姫』などの菅田将暉が演じる。さらに市川実和子、村上淳、岡山天音、三浦透子、渋川清彦、須藤温子、宮川一朗太、中村敦夫らが脇を固める。なお、エンディング曲には森川が歌う忌野清志郎“jump!”のカバーが使用されている。