ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出の舞台『三人姉妹』が、2015年2月7日から東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーン、3月5日から大阪・シアターBRAVA!で上演される。
同作は、シス・カンパニーとケラリーノ・サンドロヴィッチによるアントン・チェーホフの4大戯曲上演企画「KERA meets CHEKHOV」の第2弾作品。故郷のモスクワを離れ、将軍であった亡き父の最後の赴任地の田舎町で暮らすオーリガ、マーシャ、イリーナの3姉妹を主人公に、モスクワに帰ることを夢見ながら単調な日々を送る3人や周囲の人々を巡る人間関係が、亡き父の部下・陸軍中佐のヴェルシーニンの登場によって変化していく様を描く。
3姉妹を演じるのは、長女オーリガ役の余貴美子、次女マーシャ役でケラ演出作に初出演する宮沢りえ、三女イリーナ役の蒼井優。さらに、3姉妹のもとを頻繁に訪れる軍医チェブトゥイキン役を段田安則、モスクワから3姉妹の暮らす地に赴任し、彼女たちの日常に波紋を呼ぶ中佐ヴェルシーニン役を堤真一が演じるほか、山崎一、神野三鈴、今井朋彦、近藤公園、遠山俊也、猪俣三四郎、塚本幸男、福井裕子、赤堀雅秋らがキャストに名を連ねている。チケットの一般発売は12月6日からスタート。