16日にツインリンクもてぎで決勝レースが開催されたスーパーGT第8戦。今季最終戦ということもあり32,000人もの来場者が訪れ、GT500クラスはMOTUL AUTECH GT-Rの松田次生/ロニー・クインタレッリが、GT300クラスはグッドスマイル 初音ミク Z4の谷口信輝/片岡龍也がチャンピオンを獲得したが、そのレースを17日発売の東京中日スポーツが1面で伝えた。
“トーチュウ”の愛称で知られる東京中日スポーツは中日スポーツの姉妹紙で、関東圏なら駅売店やコンビニエンスストア等で購入が可能なスポーツ新聞。どちらも長年モータースポーツを積極的に伝えているが、1面でモータースポーツが伝えられることはF1やインディカーの佐藤琢磨優勝等ではあったものの、それほど多くはなかった。
そんな中、大きな盛り上がりをみせたスーパーGT第8戦もてぎでチャンピオンを決めたMOTUL AUTECH GT-Rのふたりが、17日のトーチュウ1面を飾った。トーチュウではスーパーGT情報も大きく扱っているが、1面での扱いは異例とも言えるだろう。
今回、トーチュウの1面をMOTUL AUTECH GT-Rのふたりが飾ったことで、駅売店やコンビニでふたりの写真や“松田涙”の文字は多くの人の目に触れたはずだ。モータースポーツの知名度、認知度は近年大きく高まっているとは言え、今回の1面掲載は大きくスーパーGTの将来に貢献してくれそうだ。