ドワンゴとニワンゴが2014年11月17日、来春開催される「ニコニコ超会議2015」と新企画「闘会議2015」の発表会を東京・六本木のニコファーレで開催した。
「ニコニコ超会議」は、同社が2012年から開催しているニコニコ動画のユーザー参加型イベント。年々来場者数が増えており、今年4月に幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議3」では会場来場者数12万4966人を記録した。
川上会長「来年の超会議はガラガラです」
冒頭のVTRで「正直、幕張メッセが狭くなってきた」とアナウンス。超会議ではこれまで幕張メッセの計8ホールを使用してきたが、2015年はさらに残りの3ホールを追加して一層大規模化する。ドワンゴの川上量生会長もVTRで登場し、
「みなさん安心してください。来年の超会議は(広くなるので)ガラガラです。(会場にも)直ぐ入れますよ」
と語った。「超会議2015」は2015年4月25日(土)と26日(日)に開催される。
発表会後半には、ゲームをテーマにした新イベント「闘会議2015」を2015年1月31日(土)と2月1日(日)に幕張メッセで開催することが明らかにされた。
こちらも超会議同様、ユーザー参加型のイベントだ。ゲーム大会のほか、ただただゲームを実況するステージや、ゲームミュージックを演奏するライブステージなどを用意。川上会長もVTRで「ゲーマーにとっての夢のイベントですよ」と語る。
夏野取締役「イベント会社というからには黒字化しないと」
同企画には任天堂が「特別協賛」として参加。協賛企業としてバンダイナムコゲームス、セガ、スクエア・エニックス、プレイステーションの大手ゲーム企業や、コロプラ、ガンホー、ミクシィ、LINEといったスマホ向けにゲームを提供する企業が名を連ねる。イベントの詳細はこれから明らかになっていく模様だ。
入場チケットは17日から先行発売を開始。発表会に登場した夏野剛取締役は最近、日経新聞でドワンゴがIT企業ではなくイベント会社と紹介されたことに触れ、
「イベント会社というからには黒字にしないと。これからたくさんの会議が開かれますけど、是非皆さん参加してください」
と呼びかけていた。
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