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マカオGTカップ:モルタラが予選1回目トップに。日本勢も上位につける

2014年11月15日 00:10  AUTOSPORT web

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予選1回目トップとなったエドアルド・モルタラとアウディR8 LMSウルトラ
第61回マカオグランプリは13日、FIA-GT3マシンを中心としたマカオGTカップの予選1回目が行われ、エドアルド・モルタラ(アウディR8 LMSウルトラ)が暫定ポールポジションを獲得。アール・バンバー(ポルシェ911 GT3R)が2番手となった。

 近年ヨーロッパからもワークスチームが参戦し、GTアジア勢、そしてスーパーGTドライバーと参加し、GT3車両により激しい戦いが展開されているマカオGTカップ。今回も今季DTMチャンピオンであるマルコ・ウィットマン(BMW Z4 GT3)等、豪華な顔ぶれが揃っている。

 14日はクオリファイ1が行われ、34台中31台が予選を通過。厳しいタイムスケジュールで限られた周回しかこなせない中で、現役DTMドライバーでF3時代からこのマカオで多くの勝利を重ねているモルタラは、一度はウォールにヒットするもののクリアラップをうまく取り、予選1回目のポールを得た。

 2番手につけたのは、LKMのポルシェを駆るバンバー。プラクティス1首位のマーロ・エンゲル(メルセデスベンツSLS AMG GT3)、アウディワークスのローレンス・バンスールらを抑えて2番手に。ダリル・オーヤン(アストンマーチン・バンテージGT3)が5番手につけた。

 日本勢最上位となったのは、この予選で山側のセット方向に振ったという土屋武士(メルセデスベンツSLS AMG GT3)。また、ニュータイヤを温存した千代勝正(ニッサンGT-RニスモGT3)が9番手、澤圭太(ランボルギーニ・ガイヤルドGT3 FL2)が11番手と、DTM王者のマルコ・ウィットマン(BMW Z4 GT3)を上回る好位置につけた。