蜷川幸雄演出の舞台『ハムレット』が、2015年1月22日から埼玉・彩の国さいたま芸術劇場で上演される。
渡辺謙、真田広之、市村正親らを主演に迎え、これまでもウィリアム・シェイクスピアによる『ハムレット』の演出を手掛けてきた蜷川幸雄。今回は、2015年に蜷川が80歳を迎えることを記念し、新たな演出で上演される。物語は、父である国王の急死を受けて、叔父・クローディアスが母・ガートルードと結婚して新国王になったことに苦悩するハムレットが、父そっくりの亡霊によってクローディアスによる父の毒殺を知り、クローディアスへの復讐を企てるというもの。
主人公のハムレットを演じるのは、2003年にも蜷川演出の『ハムレット』で主演を務めた藤原竜也。さらに、宰相ポローニアスの娘でハムレットの恋人・オフィーリア役に満島ひかり、オフィーリアの兄・レアーティーズ役に満島ひかりの実弟・満島真之介、ガートルード役に鳳蘭、クローディアス役に平幹二朗がキャスティングされている。
なお、同作は2月20日から大阪・梅田芸術劇場で上演。さらに、3月23日からは台湾・台北の國家兩廳院 國家戲劇院、5月21日からはイギリス・ロンドンのバービカン劇場で上演される。