WTCC世界ツーリングカー選手権の今季最終戦は13日、マカオのギア・サーキットでテスト、プラクティス1が行われ、プラクティスでは前戦鈴鹿のレース2を制したガブリエレ・タルキーニがトップタイムをマーク。ティアゴ・モンテイロが続き、ホンダ・シビックWTCCがワン・ツーを占めた。
F3マカオGP、マカオGTカップ等、多くのレースが開催される第61回マカオグランプリのメインレースのひとつとして開催されているWTCCマカオ。伝統のギア・レースの流れを汲むイベントとして、毎年最終戦として開催されている。
初日となった13日は、朝7時15分からテストセッションが行われ、13時55分から30分間のプラクティス1が行われた。テストセッションでは、シビックを駆るノルベルト・ミケリスがトップタイムをマーク。イバン・ミューラー(シトロエンC-エリーゼWTCC)が2番手に続いた。
プラクティス1では、タルキーニが2分27秒216をマークしトップタイムをマーク。モンテイロが続き、シビック勢がワン・ツー。ミケリスも4番手に続き好調ぶりをみせている。3番手には、鈴鹿でチャンピオンを獲得したホセ-マリア・ロペス(シトロエンC-エリーゼWTCC)がつけ、5番手には急遽カンポスのシボレーRMLクルーズTC1をドライブすることになったペペ・オリオラがつけた。