スポーツ専門テレビ局のJ SPORTSは、日本時間11月15日(土)から16日(日)にかけて決勝レースが行われるWEC世界耐久選手権第7戦バーレーンを、ゴール2時間前から生中継すると発表した。
WECでは現在、今季ここまで4勝を挙げている8号車トヨタTS040ハイブリッドを駆るアンソニー・デイビッドソンとセバスチャン・ブエミがドライバーズランキングをリードしているほか、マニュファクチャラーズランキングでもトヨタが首位。バーレーン戦の結果によっては、トヨタが両チャンピオンシップで初戴冠を決める可能性がある。
今季もWEC全戦の放送を発表しているJ SPORTSは、本来の予定ではバーレーン戦を含む終盤3戦はレース後にダイジェスト版を放送するとしていた。ただ今回、「第7戦で両タイトル決定の可能性が高まったため」として、チャンピオン決定の瞬間を日本でもお届けするべく特別編成を組むことに。バーレーン戦のチェッカー2時間前からの生中継が急きょ実現することとなった。
生中継は、16日午前1時(15日25時)よりJ SPORTS 3でオンエア。16日の16時30分からはJ SPORTS 4での再放送が予定されているほか、ダイジェスト版も29日(土)の20時より放送される。
なお、8号車トヨタのデイビッドソンとブエミは現在、2位以下に対して42ポイントのリードを築いており、バーレーン戦で5位以上を獲得すればドライバーズタイトルを決めることができる。一方、マニュファクチャラーズランキングでは、首位トヨタは2位のアウディに対して29ポイント差の226ポイントと、ドライバーズ選手権に比べればリードは少ない。ただ、トヨタがここでもワン・ツーを飾ることができれば、戴冠が決まる状況となっている。