ベライゾン・インディカー・シリーズで、2015年シーズンから導入されるエアロキット。シボレーのエアロキットをテストしたエリオ・カストロネベスは、マシンの進歩を感じているようだ。
来年からインディカーに導入されるエアロキットは、現在のシャシーの定められた部分を様々なマニュファクチャラーが開発・供給を行えるもので、エンジン供給も行うホンダとシボレーの2社が1月のホモロゲーショーンを目指して開発を行っている。
先月には、オースティンで行われたシボレーの開発テストからスパイショットが公開されたが、両メーカーは情報が漏れないように水面下でプロジェクトを進めているようだ。
秘密裏に行われている開発テストだが、カストロネベスはオーバルバーションをテストしたことを明らかにしている。
「オーバルでテストを行ったよ。キットは、開発の初期バージョンだったが、大きく変わっていくだろうと確信したね」とカストロネベス。
「今ここで言える唯一のことは、とてもダウンフォースがあるということだ。思い出してくれよ。僕たちは、3、4年前に開発されたクルマについて話しているんだよ。ダウンフォースがアップデートされるなら、それは大きなものになるさ」
「スピードも速くなるし、楽しいだろうね。ステアリングはとても重くて、操縦では腕を少し動かすだけで仕事を強いられる。でもそれはいいことだよ。ダウンフォースが多くなれば、当然重くなるものだ。でも、今年よりも速いラップタイムをみることになるだろうね」