トップへ

警視庁のケモノ娘が自由すぎて誰も止められない件

2014年11月12日 17:21  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

警視庁のケモノ娘が自由すぎて誰も止められない件

 萌えキャラ、ゆるキャラと昨今何かと流行しておりますが、それらにお約束なのが「中の人などいない」という言葉。


 キャラクターに対する夢を壊さないため、着ぐるみなどを着用した場合の振る舞いから発言まで徹底してなりきり、そして中の人の情報は一切秘匿などなど……普通のキャラクターならばその点、充分わかって!活動しているはずなのです!(力説)


【元の記事はこちら】


 そんな常識を無視して活動しているのが写真の『テワタサナイーヌ』ちゃん。
警視庁犯罪抑止対策本部(@MPD_yokushi)が『母さん助けて詐欺』(通称:オレオレ詐欺)など詐欺防止の啓発を目的に展開しているケモノ系萌えキャラです。


 性別設定はたまにスカートを履いているところを見ると、多分「女子」。ところが、写真の特に足を見ておわかりの通り、時々男性と疑われる姿の写真が公開されるのです。(他にも、誰も入っていない頭だけを公開し「夢ぶちこわし」と言われたこともあります。)
明らかに女性と分かる細身の方の写真が公開されることもあれば、腕が太く肩幅もそこそこある人物の写真が公開されることもあり、ファンの間ではしばしば、テワタサナイーヌ中の人『複数人疑惑』や『たまに男性疑惑』が持ち上がっています。


 中の人『たまに男性疑惑』について警視庁犯罪抑止対策本部は、Twitter上で「中の人は、いない設定ですが、あえて言及いたしますと、男性が入ったことは一度もありません…」と説明しています。一応全て女性らしいです。
ただ、女性の方が入っているのであれば尚更「この靴とスケスケソックスだけはもう二度とテワタサナイーヌで履かないで欲しい!!」とも思う訳ですが、どうやらこの靴下は支給品とのこと。仕方ないのかも知れませんが、でもそこはこだわって欲しかったぁ……というか、普通の萌えキャラならこだわるべきところです。
なお、Twitterに投稿されたこの写真には「せいぜい女性を登用しましょうよ」「リーマン靴下と黒靴」「足元が…。」と突っ込みのコメントが多数寄せられていました。


 ちなみに今回の写真は、神奈川県警察のシンボル・マスコット『ピーガルくん』(@KPP_p_gull)と、神奈川県の黒岩知事を訪問した時、控え室で撮影されたもの。
この後黒岩知事に面談し、11月24日に開催される『2.5次元ネ申祭り』(場所:神奈川県庁本庁舎他)の告知を無事おこなった様です。今回の様子は、両警察のTwitterで細かく紹介されていますよ。気になる方はこちらも是非チェックを。