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アロンソ、バトン残留を切望「F1に必要な存在」

2014年11月12日 17:00  AUTOSPORT web

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2014年ロシアGP フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)
フェルナンド・アロンソは、ジェンソン・バトンが来年以降もF1に残ることを希望している。

 アロンソはフェラーリとの契約を解除し、来年マクラーレンに復帰するものと考えられている。マクラーレンは彼のチームメイトとしてバトンとケビン・マグヌッセンのどちらを選ぶかをまだ明らかにしていない。バトンとマクラーレンの現在の契約は今季末までとなっており、彼はアロンソと入れ替わる形でチームを離れざるを得ずにそのままF1のシートを失う可能性がある。

 マクラーレンの関係者の話によると、アロンソは、マクラーレンが来年からホンダと組んでトップへの復帰を狙う上で、バトンの経験は貴重であると考えており、彼の残留を望んでいるということだ。

 ブラジルGP後、アロンソは、バトンはドライバーとしてもひとりの人間としても素晴らしいと称賛した。

「バトンが残ってくれるといいね。彼はとても才能あるドライバーだ。ワールドチャンピオンなのだから、自分の力を改めて証明する必要などない。その上、人としても素晴らしい。立派な人物だ」
「F1には彼のような人物が必要だと思う」

 マクラーレンとの契約を発表していないアロンソは、次のようにも述べている。
「彼が残るかどうかはいずれ分かるだろう。これは僕ではなくマクラーレンに聞くべき話だ」