フェルナンド・アロンソは、ジェンソン・バトンが来年以降もF1に残ることを希望している。
アロンソはフェラーリとの契約を解除し、来年マクラーレンに復帰するものと考えられている。マクラーレンは彼のチームメイトとしてバトンとケビン・マグヌッセンのどちらを選ぶかをまだ明らかにしていない。バトンとマクラーレンの現在の契約は今季末までとなっており、彼はアロンソと入れ替わる形でチームを離れざるを得ずにそのままF1のシートを失う可能性がある。
マクラーレンの関係者の話によると、アロンソは、マクラーレンが来年からホンダと組んでトップへの復帰を狙う上で、バトンの経験は貴重であると考えており、彼の残留を望んでいるということだ。
ブラジルGP後、アロンソは、バトンはドライバーとしてもひとりの人間としても素晴らしいと称賛した。
「バトンが残ってくれるといいね。彼はとても才能あるドライバーだ。ワールドチャンピオンなのだから、自分の力を改めて証明する必要などない。その上、人としても素晴らしい。立派な人物だ」
「F1には彼のような人物が必要だと思う」
マクラーレンとの契約を発表していないアロンソは、次のようにも述べている。
「彼が残るかどうかはいずれ分かるだろう。これは僕ではなくマクラーレンに聞くべき話だ」