トップへ

独戯曲『春のめざめ』&ラノベ『僕とあいつの関ヶ原』の朗読劇、若手演出陣が挑戦

2014年11月11日 20:40  CINRA.NET

CINRA.NET

相葉裕樹
朗読劇『春のめざめ』『僕とあいつの関ヶ原』が、12月に東京・天王洲の銀河劇場で上演される。

両公演は、気鋭の演出家と若手俳優のコラボレーションによって舞台作品を制作する、銀河劇場の新企画『ニュージェネレーションシリーズ』の一環で上演。フランク・ヴェデキントによる1891年の戯曲『春のめざめ』は、19世紀末のドイツを舞台に、保守的で抑圧的な学校や社会に疑問を抱く10代の男女が、自我や性への目覚めによって悲劇へと向かっていく様を描いた青春群像劇だ。今回の朗読劇では、文学座の高橋正徳が演出、劇作家・演出家の鐘下辰男が新訳版をもとに上演台本を手掛けている。出演者は、相葉裕樹、木戸邑弥、栗原類、武田航平、中島歩、笹本玲奈、横田美紀、金沢映子、櫻井章喜となる。

『僕とあいつの関ヶ原』は、連続テレビドラマ『MONSTERS』の脚本協力や小説『脳漿炸裂ガール』などで知られる1987年生まれの脚本家・吉田恵里香による同名ライトノベル。「関ヶ原の戦い」をテーマに、戦いが起こるまでの武将たちの人間模様を描いている。朗読劇では、原作にオリジナルの要素を盛り込み、劇団「柿喰う客」代表の中屋敷法仁が演出を手掛ける。出演者は、木戸邑弥、武田航平、玉城裕規、三上真史、宮下雄也。両公演ともチケットの一般発売は、11月13日からスタートする。