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偽造タバコが蔓延する英国。葉から人やネズミの大便成分が検出される。
2014年11月11日 20:31
Techinsight Japan
粗悪な成分の偽造タバコが出回る英国(画像はイメージです)
英メディアがタバコについて大変ショッキングな話題を伝え、愛煙家の間に衝撃が走っている。偽造タバコの葉から、人間およびネズミの大便の成分が検出されたというのだ。
英国各地で販売されている偽造タバコ。政府はもちろん認可していないが最近人気となっており、しかしその葉から人間および
ネズミの糞の成分が検出
されたという。それを“Poobacco”と名付けて伝えているのは英メディアの『metro.co.uk』である。
英・地方自治体協会(Local Government Association 以下LGA)は、闇市場に出回っているタバコの質の悪さについて半年以上前から警鐘を鳴らしていた。ブラックマーケット向けの偽造品とはいっても、実はあちこちに出回っていたというその手のタバコ。タクシー会社の事務所、くじや賭け事をするベティングショップ、パブなどでも販売され、購入した人は意外にも多いもようだ。
ケント州メドウェイで徹底調査を行った元刑事、ウィル・オライリー氏は「粗悪さばかりか有害な化学物質も多数検出されました」と毒性の強さを説明している。だが成分の問題もさることながら、こうした偽造タバコが正規の商品を製造販売しているタバコメーカーに与える損害は甚大なもので、脱税額は30億ポンド(約5500億円)にも上るとのこと。値上がりが続くとそうした安価なものに手を伸ばす消費者も増え、偽造タバコがブラックマーケットの一大商品となっていることにLGAも頭を抱えているもようだ。
※ 画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
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