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童夢、2015年秋に米原で新社屋に移転へ。新オーナーも就任

2014年11月09日 13:20  AUTOSPORT web

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来秋竣工する童夢の新社屋
日本の代表的レーシングカーコンストラクターであり、スーパーGT500クラスでもウイダー モデューロ 童夢 レーシングとして参戦している童夢は、2015年秋に、現在の社屋から5kmほどという場所に新社屋を建設し移転すると明らかにした。

 童夢は昨年、グループ内の株式会社童夢カーボンマジックを東レ株式会社に売却。東レカーボンマジック社となり、風洞施設の風流舎もトヨタへの売却に向けて交渉をスタートさせている。その状況下で、現在の童夢社屋は「東レさんからお借りしている状況(童夢HPより)」で、移転先を探していた。

 移転先の模索の結果、利便性や社員が米原周辺に住んでいることから、現在の社屋から北東に5kmほどという距離の国道21号線沿いに移転先を決定。そこに床面積2300平方メートルの童夢新本社屋を建設予定だという。

 童夢では2015年7月以降の新企業体制について、現在の林みのるオーナー/特別顧問から、自らスーパーFJやF4をドライブしてレースに参戦した経験をもつ井川高博氏がオーナーに就任し、鮒子田寛社長の下で活動する体制に変更するとしている。井川氏は大王製紙創業家の出身という経歴の人物だ。

「来年中には、ここで新しいオーナーによる新しい童夢の第二章が始まります。たぶん今までの童夢よりも、もっと皆様と日本のレース界に親しまれるようなレーシングカー・コンストラクターに生まれ変わると思いますので、ご期待ください」と童夢のホームページでは記している。