全日本選手権スーパーフォーミュラ第7戦は8日、公式予選が行われたが、公式通知によりQ1で6番手タイムをマークした山本尚貴(TEAM無限)、15番手タイムをマークした小暮卓史(NAKAJIMA RACING)はエンジン交換を行っているため、10グリッドダウンのペナルティが課されている。
山本のマシンについては、第6戦SUGOの後にホンダエンジン勢が4台エンジンを交換したためのペナルティ。ホンダの佐伯昌浩HR-414E開発責任者は「SUGOでトラブルが発生したクルマがありまして、それに関しては1年間使っていた部品の中のわずかなトラブルが出た形です。それを組み替えようとすると、どうしても封印を外さなければならず、今回エンジン交換となりました」という。
レギュレーション上、SUGOでポイントを獲得した山本だけがグリッド降格になるため、他の3台についてはグリッド交換はなし。一方、小暮については午前のフリー走行でトラブルが発生しストップ。エンジンを交換することになったため、同様に10グリッドダウンのペナルティが課された。