フェラーリのフェルナンド・アロンソが、マクラーレンとの契約、ロータスとの交渉、マルシャ買収の報道に関してコメントした。
フェラーリと2016年末までの契約を結んだアロンソだが、今季末でチームを離れるものと考えられている。セバスチャン・ベッテルはすでにレッドブル離脱を発表、フェラーリへと移籍するものとみられるが、フェラーリ側は来年のドライバーに関して一切明らかにしていない。
アロンソはマクラーレンに戻る可能性が最も高いと考えられており、すでに2年契約で合意したという説、いまだに条件について折り合わず、最終戦アブダビGP前に決断を下すようマクラーレン側から期限を提示されたとの説など、さまざまな報道がなされている。
ブラジルGP前の木曜、アロンソはこれらのうわさについて発言した。
「何らかの行動に関して期限があるとは考えていない」とアロンソ。
「マクラーレンが何かを言ったという話が持ち上がったり、先週はロータスの報道があった。(オーナーであるジェラール・)ロペスが将来について僕と話をしていると言った、という報道だ。それは事実だけど、F1に関する話じゃない。他のプロジェクトに関して一緒にやっていくかもしれないという話だ。F1ではなくビジネスの話だ」
「毎日いろいろなうわさが出てくる。今日読んだのは、僕が1ドルでマルシャを買ったという話だ。これは事実じゃないよ」
「一番重要なのは、日本で言ったとおり、僕は2、3カ月前に決断を下し、その方向で動いてきたということだ。それについては近いうちに明らかにできると思う」