ルノーは、コンストラクターズ選手権でレッドブルが2位を獲得できるよう、全力でサポートすると誓った。
先週末のF1アメリカGPでは、レッドブル・ルノーのダニエル・リカルドがメルセデスのパワーユニットを搭載するウイリアムズ2台を破り、3位表彰台を獲得した。また、ロータス・ルノーを駆るパストール・マルドナドも9位に入り、今シーズン初となるポイントを獲得するなど、ルノー陣営にとっては今後の励みとなる結果となった。
「ルノー勢の3チームがいずれも健闘したうえ、パワーユニットにトラブルが発生したマシンは1台もなかった」と、ルノーのトラックオペレーション責任者を務めるレミ・タファンは語っている。
「スタートではポジションを落としながら、今回も素晴らしいドライビングで表彰台を手に入れたダニエルには心よりおめでとうと言いたい。特に、目の覚めるようなオーバーテイクでウイリアムズのふたりを攻略したシーンには心を奪われた」
また彼は、セバスチャン・ベッテルが6基目のパワーユニットを投入したことで不本意な成績に終わったものの、新たなパワーユニットがトラブルを起こさなかったことに確かな進歩を感じている。
「セバスチャンのアメリカGPは、6基目のパワーユニットを投入しなければいけなくなったことで、やや残念な結果に終わった。彼は粘り強く戦って7位入賞を果たしたが、これはセバスチャンが備えた素晴らしいファイティングスピリットと、パワーユニットがレース中になにひとつ問題を起こさなかったことに支えられて得た成績だった」
「ロータスは、ここ何戦かで最高のレースを演じたと思う。そしてパストールがシーズン初のポイントを獲得したことは、シーズンが残り2レースとなったこの段階でも、我々がチームと協力して引き続きパートナーシップの改善に取り組んでいることを示すものだ」
「我々は今後も表彰台を目標に据えたレースを戦っていくとともに、レッドブルがコンストラクターズ・チャンピオンシップで2位を獲得できるよう全力でサポートしていくつもりだ」