11月13日~15日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるWEC世界耐久選手権第7戦バーレーンの暫定エントリーリストが発表されている。
いよいよ残り2戦となった今シーズンのWEC。前戦上海から2週間という短時間のブランクを経て、第7戦バーレーンが開催される。今回のレースでは、スポット参戦車両はないものの、上海戦を欠場したLM-GTEアマクラスを戦うAFコルセの2台が再びエントリーしたことで、これまで同様27台がリストに名を連ねている。
LMP1-Hクラスを戦う7号車トヨタTS040ハイブリッドのドライバーには、同じ週末にスーパーGT最終戦もてぎを控える中嶋一貴に代わり、チームのリザーブドライバーを務めるマイク・コンウェイがラインナップ。リストでは、8号車トヨタのドライバーとしてアンソニー・デイビッドソン/セバスチャン・ブエミに加えてニコラス・ラピエールの名も記されているが、ラピエールに関しては今季残りのレースを欠場することがすでにチームから発表されている。
また、LMP2クラスでは、OAKレーシングの35号車モーガン・ジャッドのドライバーとして、富士戦で3位表彰台を獲得した井原慶子が再びラインナップされている。
11月末の最終戦に向けて各クラスのタイトル争いも過熱することになりそうなバーレーン戦は、13日(木)に2回のフリー走行が行われ、14日(金)にフリー走行3回目と公式予選、そして15日(土)に6時間の決勝レースが行われる。なお、バーレーン戦の決勝レースは、夕暮れ前にスタートが切られ、ゴールに向けてナイトレースとなっていく。