2014年11月05日 17:31 弁護士ドットコム
現在放送中のNHK連続テレビ小説「マッサン」のヒロイン役をつとめる米女優シャーロット・ケイト・フォックスさんが11月5日、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見をおこなった。
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同作は、ウイスキー作りに生涯をかける亀山政春(マッサン・玉山鉄二)と、彼の夢を支えるスコットランド人の妻エリー(シャーロット)の物語だ。NHKの朝ドラ史上、初めて外国人をヒロインに起用したことで話題になっている。
アメリカ人のシャーロットさんは、朝ドラのオーディションに合格したあと、今年3月に来日。それからは日本語の勉強をしながら、ドラマの撮影に明け暮れる日々を送っているという。
記者から「日本にやってきて一番驚いたことは何か?」と、問われてシャーロットさんは「誠実でフォーマルな自己紹介のやりかたですね。名刺交換、お辞儀などが新鮮でした」と回答。
さらに、こんなことを言うとバカっぽく聞こえるかも知れないですけど、と前置きしたうえで、「東京の女性はきちんとした格好をして、こ~んな高いヒールの靴を履いて・・・それで自転車に乗ってるんですよ。どうやって乗ってるのか、まったくわからないですね」と付け加えた。このとき、シャーロットさんが指で示したヒールの高さは20センチぐらいもあり、集まった記者たちに大ウケだった。
一方、弁護士ドットコムの記者が「滞在中に、日本の法律やルールで戸惑ったことはあるか?」と質問すると、「日本には住んでいますが、実際に暮らしているかというと・・・。ずっと撮影ですからね。法律について学ぶチャンスはなくって・・・」と苦笑い。
それでも、シャーロットさんは少し考えたうえで、「たとえば、タトゥーについては、アメリカのほうが緩いかもしれないですね。そういう点は違うなと感じました。もちろん、私は日本のルールに敬意を払っています」「でも法律となると、大きな違いは、これまで感じたことがありません」と、きちんと質問に答えてくれた。
(弁護士ドットコムニュース)