日頃、自転車を交通手段として使う人は、狭い道や階段、人ごみなどで不便さを感じることもあるだろう。
昔からエコな乗り物として、形をほとんど変えずに今に至る自転車だが、都心部での生活に合わせてそろそろバージョンアップしてもいいのかも?
そんな発想から生まれたのが、設計家のMartin AngelovさんとMihail Klenovさんが考案した“サドルのない自転車”「Halfbike」。
立ち乗りの電動二輪車「セグウェイ」を思わせるシルエットで、前輪が1つ、後輪が2つの三輪仕様。
自分の足で走るような感覚で、機動性は抜群。
さらに、後輪にはクッション性に優れたホイールを使用しているので、コンディションの悪い路面でも意外とタフに乗りこなせるとか。
重さも8.7kgと通常の自転車の半分程度で、持ち運びもラクラク。
電車で移動したいときなどは、べニアのハンドレバーは折り畳んでコンパクトに。
HalfbikeはKickStarterで製品化に向けて出資を募り、すで目標の金額を達成している。
価格は1台999ドル(約11万円)で、世界中どこへでも無料で配送してくれるとのこと。
通勤や通学などの街乗りとしてはもちろん、トリックをキメたり、レースでタイムを競い合ったりと、スポーツとしての広がりを見せてくれそうな注目の次世代マシーンだ。
Halfbike
http://halfbikes.com/
KickStarter
https://www.kickstarter.com/projects/774841427/halfbike
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