フォーミュラE第2戦。スコールの懸念から開催時刻が変更に

11月22日に第2戦が行われるフォーミュラE選手権。この第2戦プトラジャヤラウンドに限り、各セッションの開始時間が変更されることになった。

　フォーミュラEはすべてのラウンドにおいて、8時15分からフリー走行1回目、10時30分からフリー走行2回目、12時から予選、16時から決勝レースが行われると規定されている。今回レースが行われるマレーシアは11～2月が雨季にあたるため、毎日必ずと言っていいほど雨が降り、特に夕方の時間帯は激しいスコールに見舞われることが多いという。当初は16時スタートが予定されていたフォーミュラEの決勝レースだが、まさに16時はスコールが多発する時間帯。マレーシアのスコールはかなり強く、セッション中に降ることになれば、レインタイヤ（フォーミュラEの場合は全天候用タイヤ）を装着していたとしても、レーシングカーが走行できるコンディションではない。

　今回の変更は、現地主催者の提案により実施されるとのことで、フリー走行が1回にまとめられて7時45分開始（セッション時間は1時間15分に延長されて9時終了）、以後は2時間ずつ繰り上がって10時予選開始、14時決勝スタートとなる。
※時刻はいずれも現地時間。日本時間は前記時刻に+1時間（決勝は15時スタート）となる。