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ロズベルグ、バトル中の致命的ミスを認める/F1アメリカGP決勝

2014年11月04日 19:50  AUTOSPORT web

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ロズベルグはERSブーストの操作ミスでハミルトンに接近され、オーバーテイクされたと自らのミスを認めた
ニコ・ロズベルグは、F1アメリカGP決勝でルイス・ハミルトンにオーバーテイクされた理由が、ERSの操作ミスにあったことを明らかにした。

 レース序盤、ポールポジションから2番手のハミルトンをリードしていたロズベルグは、セカンドスティント序盤の24周目にバックストレートエンドでチームメイトの接近を許すと、ターン12のインサイドに飛び込まれ、あっさりと首位のポジションを明け渡してしまった。

 レース後、この時の状況について語ったロズベルグは、ERSでポジションを守ろうとした際に、ボタンではなくスイッチ操作でブーストを得ようとしていたことを明かした。

「僕のミスだった。より多くのKERSを得ようとして間違ったものを使用していたんだ」とロズベルグ。
「彼が来ているのを見て、僕はエクストラブーストを使うことを決めた。でも、それを得ることができなかった」

「僕は正常なものを使っていると思っていたが、それは誤差が生じるものだったんだ」
「ボタンを使用していたらすぐに(パワーを)得られたと思う。けど、スイッチには遅れがあったので、さらなるKERSを得られなかったんだ」

「それで、最後のメートルで大きく遅れてしまった。それが、彼にうまくオーバーテイクされた理由だ。ミスだったが、それがミスだったとは知らなかった」

 ロズベルグは、今シーズン10勝目を挙げたハミルトンに対し、10回目の2位フィニッシュに終わった。