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スマホカメラで免許証を撮影するだけのオンライン身分認証システム コピーが不要に! 

2014年11月04日 15:01  Techable

Techable

写真
窓口に出かけて行かずに、オンライン上で取引をすることも増えた。だが、問題になるのはやはり本人認証の問題。なりすましなどのネット犯罪も横行する中、ドイツ発のオンライン認証サービス「IDnow」は、現代社会のニーズを受けて誕生したものだ。

この「IDnow」のサービスは、スマートフォンやタブレット、PCなどあらゆる端末に対応している。必要なのは、カメラ機能とビデオチャットができることのみ。
身分証の写真をカメラで撮影
ユーザーは、PCのWebカメラやスマートフォン内蔵のカメラを使って、パスポートや運転免許証、法的文書など、身分証となる書類のIDを含む画像を撮影する。すると、「IDnow」の独自のアルゴリズムが撮影画像を読み取り、画像内の中から必要な要素を抽出し、身分証の信頼性をチェック。
さらに人間の目を介して、ビデオチャットで本人確認

その後、「IDnow」の社員から簡単なビデオコール調査を受ける。取引をおこなおうとしている人物が本当に本人なのか、改めて二重にチェックされ、本人認証が完了する。

「IDnow」によると、本人認証にかかる時間はわずか3分以内だという。しかも365日24時間対応だというのだから心強い。
金融サービスに最適
機械認証のみならず、最終的に人の目で実際に視認することで、さらに信頼性が高くなる。銀行や金融機関の取引のほか、ユーザーの年齢確認が必要なサービスをオンラインで展開する企業にはピッタリだろう。わざわざ店舗に出向いたり、免許証のコピーなどの提出が不要になるのだから、便利な世の中になったものである。

IDnow