スーパーGTシリーズをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は、11月15日~16日にツインリンクもてぎで開催されるスーパーGT第8戦において、栃木県警察の協力のもと交通安全啓発活動を行うと発表した。
今季、スーパーGTでは「交通ルールを守ってもらう啓蒙活動、モータースポーツは暴走族とは違うという雰囲気を官民一体で作り、それを見ているお客様に伝えたい(GTA坂東正明代表)」という意向の下、第5戦富士、第6戦鈴鹿と地元県警察と協力。台風の影響で第5戦では実現しなかったが、第6戦鈴鹿では三重県警の白バイ2台、トヨタ・クラウン、スバル・インプレッサのパトカー2台が“パレードラップ”としてスーパーGTの隊列を引っ張った。
また、その際にはスーパーGTオフィシャルアナウンサーを務めるピエール北川アナウンサーが、『三重県警からのお願い』という形で飲酒運転撲滅や、シートベルトの大事さなどをサーキットに詰めかけた3万6000人に向けてアナウンス。交通安全啓発活動を行った。
今回スーパーGTとコラボレーションを行うのは、ツインリンクもてぎがある栃木県警。スーパーGT第8戦もてぎの決勝日に、栃木県警に所属する“世界で1台”と言われるホンダNSXのパトカーをはじめ、白バイがピットウォークに展示されるほか、決勝レーススタート時には登場した警察車両が、スーパーGTマシンを先導する予定だという。また、夜道での安全確保に役立つ反射材の紹介やシートベルトの確実な着用などを呼びかけ、交通安全意識の向上が図られる。
スーパーGTファンにとっては第6戦鈴鹿に続き、見逃せないシーンのひとつとなりそう。もちろん、ツインリンクもてぎに観戦に訪れるファンは交通安全をしっかり意識しながら向かおう。