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仕事のスキルアップは楽しんだもの勝ち!?

2014年11月04日 00:02  オズモール

オズモール

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「読書の秋」「芸術の秋」などと言われるこの季節、なにかを学びたい人も多いはず。せっかく学ぶなら仕事に活かせるように、苦手なことを克服するための勉強をして、キャリアアップにもつなげたいもの。 ところが、「自分の苦手なことに着目するのはおすすめしません」と話すのは、人材育成やスキルアップのセミナー講師などで活躍する、新井淳子さん。 「日本人の女性は、『これはしてはいけません』『ここはこう直しなさい』と、悪いところをただすように教育されてきた人が多いため、自分の短所や苦手なことにまず目が行ってしまう傾向があります。しかし、仕事に活かせる実力を磨きたいなら、短所ではなく長所に着目するのがおすすめです」(同) 自分の短所や苦手なことを克服するのは多大な労力がかかるし、つらい気分にもなってしまうもの。一方、長所を伸ばすことはもともと好きなことや得意なことをがんばることなので、楽しく前向きな気分で取り組めるのだとか。 「苦手なことを克服できたとしても、それまで失敗していたことがあまり失敗しなくなるだけ。労力のわりには目立った変化にはつながらず、周囲の印象にも残りにくいのです。しかし長所は得意なことなので、磨けば磨くほど飛躍的に伸びることが多く、周囲の印象にもしっかり残るので評価アップにつながりやすいのです」(同) それなら長所を伸ばすためになにかを学ぼう…と、決めたのはいいものの、自分の長所っていったいなに? という人もいるかも。自分の長所がなんなのかよくわからないという場合は、どうしたらいい? 「その場合はぜひ、家族や友達、恋人などに自分のいいところを思いつくだけ挙げてもらいましょう。職場の同僚や上司に聞くのも◎。こうすると自分の長所が客観的にわかるし、自分では気付いていなかった意外な長所も発見できますよ」(同) 人から“いいね!”と認められた点を伸ばしていけば、さらに周囲から認められるようになるもの。するとそれが自信にもつながり、成長を実感できるはず。この秋の学びは、自分の長所をめいっぱい活かして、楽しく取り組んでみよう! 新井淳子オフィスフローラン代表。日本プレゼンテーション協会認定講師、社会保険労務士。職場の課題発掘と人材育成、モチベーションアップなどを図るコンサルティングやセミナー開催などを行い、スキルアップのサポート役として多方面で活躍中。 【オズモール】