ヨーロッパで開催されているGT3カーのレース、ブランパンGTシリーズを運営するSROは、ブランパン・スプリント最終戦バクー・ワールドチャレンジで、2015年のカレンダーを発表した。
ブランパンGTシリーズは、FIA-GT1世界選手権をルーツにもつブランパン・スプリントと、もともと多くのエントリーを集めていたブランパン耐久シリーズが統合され、スプリントシリーズ、耐久シリーズの2本柱で開催されているもの。
ブランパン・スプリントの初年度となった2014年は、スプリントと耐久とそれぞれに戦うチームがほとんどだったが、2015年に向けSROは両方のシリーズへの参加を促すべく、1戦の参戦につき10万ユーロ(約1400万円)を支払うという。ただ、片方のシリーズにしか参戦していないチームは、これが半額となる。
また、その他にも賞金が増やされ、モスクワ戦や最終戦のバクー・ワールドチャレンジでも賞金を増額。GT3レースのエントリーを増やす努力が為されている。