FIAは、オープニングラップでエイドリアン・スーティルをリタイアに追い込んだセルジオ・ペレスのドライビングが“無謀”だったとし、彼に次戦ブラジルでのグリッド降格ペナルティを科すことを決めた。
ペレスは、オープニングラップの16コーナーで9番手を走っていたスーティルのインサイドに飛び込んだものの、2台の前にいたキミ・ライコネンのリヤにヒットし、そのまま体制を崩してスーティルのザウバーと激しく接触。これでスーティルは、今季初入賞を懸けたレースを戦うことなく早々とマシンを降りることを余儀なくされた。
このアクシデントについて、アメリカGPのスチュワードは、ペレスに接触の非があると判断し、彼に次戦ブラジルGPでの7グリッド降格とライセンスへのペナルティポイント2を課すことを決めた。
「カーナンバー11(ペレス)のドライバーは、合理的にその行動(オーバーテイク)を完遂できるとは予想できていなかった」
「カーナンバー99(スーティル)との接触は無謀だった」