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F1メカアップデート:ロータス、来季型プロトタイプノーズを初日にテスト

2014年11月01日 12:30  AUTOSPORT web

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ロータスが2015年に向けたプロトタイプノーズをテスト
ロータスが新しいノーズをアメリカGPに持ち込んだ。今年ロータスは二本牙の独特のノーズを採用してきたが、オースティンに持ち込んできた新しいノーズは、メルセデスやフェラーリのようなカモノハシのくちばし風のローノーズとなっている。これは、来季2015年に変更されるテクニカルレギュレーションを見据えて試作されたプロトタイプで、フリー走行1回目にロメイン・グロージャンが装着して走行した。

 パストール・マルドナドでなくグロージャンが装着した理由について、ロータスの関係者は「彼のほうがフロントエンドに敏感だから」だと説明。逆にリヤまわりの変更は、リヤエンドに敏感なマルドナドのマシンでテストすることが多いという。

 採集されたデータを見る限り、「試作段階なので、絶対的なダウンフォース量はまだ目標値に達していないが、安定性という部分においては今年使用しているものよりも良く、開発の方向性は間違っていないことが確認できた」と胸をなで下ろしていた。

(尾張正博)