フェラーリはアメリカとブラジルで2015年用の開発のため、さまざまなパーツのテストを行うことを明かした。
第16戦終了時点でフェラーリはランキング4位に位置し、3位のウイリアムズとの差は28点に拡大している。
今の目標はコンストラクターズ選手権3位の座を取り戻すことと、残りの3戦で2015年に挽回するための準備を整えることであると、フェラーリは述べている。
「日本とロシアの連戦後の3週間で、アメリカとブラジルへの準備をしてきた」とエンジニアリングディレクター、パット・フライが語った。
「インターバルが通常より1週間多かったおかげで、レースに備えるとともに、テストアイテムの準備を行うことができた。このアイテムはマシンパフォーマンスについて学び、改善するためのものだが、シーズンのこの時期なので、2015年を重視している」
「(レギュレーションが大きく変わった今年は)膨大な知識と理解を得ることができた。だが同時にライバルたちと比較すると改善すべき点がある。マシンのあらゆるエリアを向上させなければならない」
「我々はパワーユニットと空力両方の開発において高い目標を掲げている。競争力を高めるために目標を達成しなければならない。今のファクトリーが最優先しているのはそのことであり、今後5カ月間それを目指していく」