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佐藤琢磨、来季もAJフォイトからインディカー参戦。チームはホークスワース加入で2台体制に

2014年10月30日 10:10  AUTOSPORT web

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AJフォイトで2015年シーズンを戦う佐藤琢磨とジャック・ホークスワース
ベライゾン・インディカー・シリーズに参戦するAJフォイト・レーシングが、2015年の参戦体制を発表。引き続き佐藤琢磨が14号車をドライブし、新たに41号車のドライバーとして2014年にデビューしたジャック・ホークスワースが加入。2台体制で2015年のインディカー・シリーズに挑む。

 インディ500では、マルティン・プロウマンがスポット参戦し2台体制で参戦していたAJフォイト。2015年は、ホークスワースが加入することで、2002年の参戦以来初めてのフルタイム2台体制となる。

 2014年シーズンは、2度のポールポジションを獲得するも決勝レースで不運も続き、シリーズ18位で終えた佐藤琢磨。来季もAJフォイトとの契約を延長し、6年目のインディカー・シリーズに挑戦することとなった。

「AJフォイト・レーシングが2台体制になるというのは、とてもファンタスティックなニュースです。そのことにポジティブに感じているし、ジャックの加入を歓迎しています」

「僕たちはレースでいくつかの成功を収めたけど、より多くの改善を必要としています。それがレースの本質です。だから2台体制で、多くの事が進んでくれるはず。走行時間はとても限られていますが、トライしなければならないものがたくさんありますからね」と琢磨はコメント。

 新たに琢磨のチームメイトになったのは、ブライアン・ハータ・オートスポートで速さを見せた新人のジャック・ホークスワース。

「これは大きな機会だよ。僕はレースに勝ちたいし、それが実現できる場所がこのチームだと感じている。僕たちは、勝てるすべてを持っているんだ。だから、本当に特別な結果を出せるポテンシャルを持っている」

「それは、僕を興奮させてくれるものだよ。成長しているプロジェクトだし、その一部となり成長していきたいし、成功の一部になりたいね」

 ホークスワースのエンジニアには、琢磨のエンジニアであるドン・ハリデーの下で働いていたラウル・プラドが就任。チーム・マネージャーのラリー・フォイトは、この新しいコンビに期待している。

「我々は、14号車で琢磨が勝てることを知っている。ここ2年に学習したものを出すことを期待しているよ。また、将来のスーパースターと感じているジャック・ホークスワースの加入は、私に2倍の期待を与えてくれるだろう」

 2015年は、ABCサプライとスポンサー契約を結んで10年目となるAJフォイト・レーシング。スポンサー契約は、インディ500の100回目のレースも行われる2016年シーズンまでの延長も発表された。