デスティン・クレットン監督の映画『ショート・ターム』が、11月15日から東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、大阪・TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、京都・TOHOシネマズ二条ほか全国で公開される。
昨年の『SXSW映画祭』最優秀審査員賞、観客賞や、『ロカルノ国際映画祭』最優秀主演女優賞をはじめ、各国の映画祭で30以上の賞を獲得した同作。クレットン監督が大学卒業後に児童保護施設で働いた経験から、心に傷を負ったティーンエイジャーをケアする短期保護施設「ショート・ターム」を舞台に描いた作品だ。
あらすじは、同僚で恋人のメイソンとの間に子どもを授かった「ショート・ターム」のケアマネージャーのグレイスが、心に傷を抱えて入所してくる子どもたちとの交流を通して、メイソンにも打ち明けられない自信の心の闇と向き合い、希望を見出していくというもの。
グレイスを演じるのは、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット監督作品『ドン・ジョン』への出演でも知られるブリー・ラーソン。なお、同作が2作目の長編監督作となるクレットン監督は、ジェニファー・ローレンスの指名を受け、ローレンスが主演・プロデューサーを務めるジャネット・ウォールズ原作の映画『ガラスの城の子どもたち』の監督・脚本を手掛けることでも注目を集めている。