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存続危機のマルシャに新オーナー候補

2014年10月28日 12:10  AUTOSPORT web

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マルシャロゴ
マルシャチーム買収にイギリス系インド人富豪が強い関心を示し、交渉を行っていると報じられている。

 長く財政難がささやかれてきたマルシャだが、同チームをエントリーするマノー・グランプリ・レーシングに会社再建手続が適用され、アメリカGPを欠場することが今週発表された。

 27日、管財人に指名されたFRPアドバイザリーは声明を発表、チームの長期的な将来に関して評価を行うこと、その間チームの営業は継続すること、従業員の解雇は行われていないことを明らかにした。しかし今後従業員の立場が維持されるかどうかは新たな投資家との契約にかかっており、管財人はチーム買収に関心を持つ人々との交渉を行っていくと述べている。

 新オーナーは、、マルシャの負債を引き受けなければならないが、現在マルシャは2ポイントを獲得しコンストラクターズ選手権9位に位置しており、ザウバーとケータハムにこのまま抜かれなければ約3,500万ポンドのプライズマネーが得られるとSky Sportsが伝えている。

 Sky Sportsによると、鉄鋼業で財を成している、イギリス系インド人のバリンダー・ソヒ/ソニー・カウシャル兄弟がチーム獲得に強い関心を示しているという。彼らはチーム買収を真剣に考えており、現在交渉が行われているということだ。

 The Telegraphも、バリンダー・ソヒ/ソニー・カウシャルはここ数日、交渉を行っており、「契約にかなり近づいている」とソヒ氏がコメントしたと報じている。