今やスマホやタブレットといったデバイスは、多種多彩かつマルチタスクなものがほとんど。
そんな時代だからこそ必要なのか、そうじゃないのかは別にして、とにかく“書く”ことに特化したのが、このタイプライター風デバイス、その名も「Hemingwrite(ヘミング ライト)」だ。
『老人と海』や『海流の中の島々』の著者で、今なおアメリカ文学界に多大な影響を与えているアーネスト・ヘミングウェイ。
タイプライターを愛用していたことでも有名な彼の名を冠したこのデバイスは、アメリカのエンジニアデザイナーのAdam Leebさんと、ソフトウェア開発者のPatrick Paulさんが共同で製作。
現在はまだ試作段階のようだが、11月の7、8日にニューヨークで開催されるデジタルガジェットのコンペティション、Expand NYに出展を予定している。
バッテリーは6週間保つし、1万ページ分のメモリーも内蔵で、どこかに引きこもって執筆作業なんてことも可能。
さらに、Wi-fiとBluetoothも内蔵で、エバーノートやグーグルドキュメントといったクラウドアプリと同期できるので、あとで文章の編集もできる。
往年の文豪気分を味わえそうな、このガジェット。
メール機能は付いていないので、執筆作業だけに集中したいときにどうぞ。
Hemingwrite
http://hemingwrite.com/
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