2015年1月10日に全国東宝系で公開される映画『ST 赤と白の捜査ファイル』の新たなキャストが発表された。
同作は、今野敏の小説『ST 警視庁科学特捜班』シリーズを原作に、今年7月から放送された同名連続ドラマの映画版。連続ドラマは、「ST」と呼ばれる警視庁の科学特捜班を舞台に、藤原竜也が演じる対人恐怖症の天才分析官でSTのリーダー・赤城左門と、岡田将生が演じるSTの管理を任せられた気弱でお人よしのエリート警部・百合根友久の掛け合いや、様々な能力を持つSTのメンバーたちが難事件を解決していくストーリーで人気を博した。
映画版では、囚人の脱獄を仕組んだ天才ハッカー鏑木徹が焼死体で発見され、赤城が殺人容疑で逮捕されたことから、STが解散。拘置所を脱走した赤城と、追跡のために再び招集されたSTメンバーによる逃走劇や、赤城の無実を信じる百合根が事件の解決に挑む様が描かれる。
今回出演が明らかになったのは、囚人の脱獄を仕組んだ事件の黒幕・鏑木役のユースケ・サンタマリア、鏑木の元同僚で、事件の鍵を握るサイバーウイルス「フギン」の事情を知る謎の女・堂島菜緒美役の安達祐実、菜緒美の娘で、菜緒美と同様にフギンの謎を知る椿役の鈴木梨央となる。