近頃はバリアフリーという言葉も一般的になってきているが、未だになかなか解決できないのが、手話を話す人たちとの
“コミュニケーション・バリア”だ。
手話と音声言語の間にある壁を取り除きたい…そんな思いから、驚きの新ガジェットが開発された。
それが、この「UNI」。一見すると、よくあるタブレット端末のようだが、実は最新のモーション・センサーが搭載されており、なんと
手話をその場で音声に翻訳してくれるのだ!
もちろん、その逆も可能で、
音声言語をすぐにテキスト化し、モニターに映し出すことができる。
これさえあれば、筆談に頼らずとも、スムーズにコミュニケーションがとれるというわけだ。
開発を手がけたのは、米名門・ロチェスター工科大学出身の聴覚障がい者チーム「MotionSavvy」。エンジニア、デザイナーなどのプロが、自らの経験をもとに作り上げたというわけだ。
今後は、スマートフォン対応などにも取り組んで行きたいとのことで、数年後には当たり前の技術になっているかもしれない。
「UNI」は、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて12月20日まで資金提供を受け付けており、199ドルの出資で製品1つが贈呈される。発送は2015年末の予定。
日本語対応が待たれるところだが、「コミュニケーション・バリアを壊したい!」という、熱い思いに心を打たれた方は、ぜひ出資してみては?
Indiegogo
https://www.indiegogo.com/projects/motionsavvy-uni-1st-sign-language-to-voice-system
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