WTCC世界ツーリングカー選手権の日本ラウンドは25日、鈴鹿サーキットでフリープラクティス2が行われ、イバン・ミューラー(シトロエン)がFP1に続いてトップタイムをマークした。
朝のフリープラクティス1の後、ピットウォークを挟んでスタートしたフリープラクティス2。予選前最後の走行ということもあり、FP1同様コースオープン直後から積極的に走行が重ねられていった。ただ、予選に向けてペースを上げていることもあってか、開始5分にはドゥサン・ボルコビッチ(シボレー)がデグナーでスピンしクラッシュを喫したりと、コースアウト等も続発していく。
そんな中、早々に2分8秒台に入れていったのはやはりこのセッションでもシトロエン勢だったが、終盤には各陣営が予選シミュレーションを開始していき、続々とタイムが縮められていく。そんな中、イバン・ミューラー(シトロエン)が2分7秒台へ突入。このセッションのトップタイムをマークした。
終盤、2番手に飛び込んだのは元F1ドライバーのジャンニ・モルビデリ(シボレー)。セバスチャン・ローブ(シトロエン)が3番手、4番手にティアゴ・モンテイロ(ホンダ)、5番手にホセ-マリア・ロペス(シトロエン)と、シトロエン勢の上位は変わらずも、ライバルたちが僅差で差を詰める結果となった。
鈴鹿サーキットではこの後、スーパー耐久のST4~5のレースが行われ、15時30分から予選が行われる。